バンドや楽器をやっている人は、
長い期間が楽器から離れるのって不安になりませんか?
そう、私は、
3年ぶりにドラムセットの前に座りました。
本当に叩けるのか?
手がすぐ痛くなるかも?
音が聞き取れないかも?
すぐ疲れるかも?
って、
凄く不安でしたけど、
実際叩いてみたら、全く違和感が無く、
普通に叩けて驚いています。
むしろ調子が良いぐらい(笑)。
10年ぐらい前、年間140本もライブやっていた時は、
毎日ドラム叩いていたのに、
あんなに調子悪くて、辞めようって思ったぐらいなのに、
本当に不思議な話です(笑)。
なぜ3年も休むことになったのか?
そもそもなんでこんなにドラムから離れる事になったのか?
順を追って説明すると、
2014年の6月にスクーターで事故して、
右ヒザを高原骨折して、全治三か月だったのですが、
さらに手術後に院内感染して敗血症性ショックになって生死をさまよい、
足の治療どころじゃなくなって、一度入れたプレートを取り外され骨折したまま半年ほっとかれ、
結局、歩けるようになるのに一年かかって、
その後2015年11月に一応復活ライブなんてしたのですが、
一年以上歩けなかったので、足の筋肉や骨が弱ってしまって、
足首やら、足の甲やらが痛くなるって症状にずっと悩まされてきました。
実は猛烈に痛かった!!
それは結構な痛さで、夜眠れないぐらいでした、
「眠れなければ、起きてれば良いのでは?」
って私の考えで(笑)
朝方までおきて調べ物をしたり、勉強したり、かなり有意義に時間を使いました、
これって普通は後遺症って言われると思うのですけど、
私は絶対に治るって信じていました、
でも時間はかかるって覚悟はしていました。
痛み止めは絶対に飲まなかった
それだけ痛くても私は痛み止めは一切飲みませんでした、
その理由は、自分の体の痛む部分ときちんと会話がしたかったからです、
自分の体の事は本当は自分が一番よくわかるんです。
でも、痛み止めなんか飲むとその会話が出来なくなるんです。
3年かかって症状が変わってきました
そして3年以上過ぎて痛みに変化が起きてきまいた、
さらに痛みがひどい日がちょくちょくありました。
これは本当に辛かったんですけど、
ふと「あれっ?痛みがひどい日以外は痛くないのでは」って事にふと気が付きました。
痛みが続くとマヒするけどたまにだと辛い
そうなんです、毎日痛かったのが、痛い日とそうじゃない日が有るようになったんです。
3年以上たって遂に症状が良くなってきました。
これは痛み止めを飲まなかったから出来る事で、
ずっと痛みに耐えてきた意味が凄くあったんです。
まだまだ痛いときも有るけど、確実に症状は良くなってきています。
ドラムを叩く気にはなれなかった
正直、その間ドラムを叩く気には全くなれませんでした。
精神的に肉体的にも調子が良くないのにバンドやったりドラムを叩いたり、
って私は絶対に嫌でしたし、別にドラム叩けなくても生きていけるし、
別に私はドラマーじゃなくても良いんじゃない?
他に楽しい事も打ち込めることも有るし、
って考えるぐらいでした。
足の調子が良くなってきたので、
何故かまた叩きたくなって来たのです。
そんな訳ですが
バンドで復帰するのはまだまだ先になりそうです、
これだけ休んだら、急ぐ必要って全く無いでしょう(笑)。
ドラムの練習ももっとしたいし、
自宅でピアノやギターの練習ももっとやりたいので、
とりあえずは個人練習に定期的に入っていくことにします。